脱ガリガリ!太りたい・身体を大きくしたい人向けカラダ作りガイド

痩せたい!!ダイエットしたい!!という声はSNS上に無数に溢れていますし、知り合いや身近な人からもよく聞く声だと思います。
でも、その逆で太りたいのに太れないという悩みを持った人も意外と多いというのをご存知でしょうか?
今回は「脱ガリガリ」というテーマで、太りたい・身体を大きくしたい人向けの身体作りの方法、考え方について解説したいと思います。
なんで太りたいのに太れないの?
体質・遺伝子
体質や遺伝的要素で、太りにくいという人もいます。
こういう方は一般的な人よりも胃の栄養吸収の働きが弱いというケースも多いです。
ただ、絶対に太れないという訳ではありませんし、人よりも体重を増やしにくいというだけです。
また、加齢とともに、代謝は下がっていきますし、代謝の高い10代で痩せ型体型に悩んでいる人も、年齢とともに自然と体重が増やしやすくなることもあるので、あまり深刻に考えすぎる必要はありません。
太るために無理に暴飲暴食する方がよっぽど身体に悪いです。
胃・腸が弱い
胃腸が弱い人は栄養吸収効率が下がりやすく太りにくさの原因になる事があります。
以下のような原因でお腹を下すケースが多いので注意して下さい
・食事の早食い。よく噛まずに食べてしまう。
・油の多い食事を摂る
・牛乳を飲む
・プロテインを飲む
・過度な緊張
・身体を冷やす
・睡眠不足
このような方は、規則正しい生活・食事を守り、脂質や糖質を多いものを控える、なるべく身体を冷やさないように気をつける等のポイントに気をつけていればある程度予防できます。
1日の摂取カロリーが消費カロリーより少ない
そもそもの食事量が少ない場合は、摂取カロリーを増やせば良い。
これは単純な話ですね。
朝食を抜いたり、夕飯を抜いたりせず、1日3食ちゃんと食べるようにする事も大切です。
胃下垂
これは日本人に多いのですが、 なりやすい人の特徴としては
・身長が高い
・姿勢が悪い(猫背)
・普段、運動をしない。
・規則正しい生活ができていない
などです。
食事後に下腹部がぽっこりしているかどうかでも、ある程度判断がつきますね。
胃下垂は胃の位置が通常より下にある状態で、それにより胃の活動が悪くなります。
それと、同時に栄養の吸収も悪くなり太りにくくなります。
さらに胃の膨張感などにより、食べる量も減りさらに痩せるという悪循環が起こってしまいます。
代謝が良すぎる。
国の推奨、摂取カロリーは男性2,100カロリー 女性1,800カロリーですが
・平熱が36.6度以上と高い。
・冬場でも手足の先が暖かい。
・1日で動いている時間が長い。
などに当てはまる方は代謝が平均よりも高い可能性があるため、摂取カロリーを多くしないと、ただ生活しているだけで痩せていく可能性があります。
睡眠不足
睡眠不足が続くと自律神経が乱れてしまいます。
ストレスと胃は直結しているため、胃の働きが悪くなり吸収率が下がると太りにくくなります。
成長ホルモンの分泌が減るという問題も起こります。
ただ脂肪・糖分の多い食事を摂るだけだとリスクが大きい
痩せ型がコンプレックスで、太りたくても太れないという方で、とにかく脂肪と糖分の多い食事を摂る人がいますが、これは半分正解で半分間違っています。
というのも、ただ脂肪・糖分の多い食事ばかりとっていると、確かに体重は増えやすいですが、病気のリスクも増大しますし、体重を増やせたとしても、将来的にだらしない身体につながる必要もあります。
加齢とともに代謝は下がりますし、年齢が上がると自然と太りにくい体質から脱却するという可能性も十分にあります。
その時に今度は逆に落としにくい皮下脂肪がついて、痩せたくても痩せにくい状態になるリスクもあります。
ですので、やはり健康的に体重を増やす方法を検討していかなければいけません。
では、どういう食事、栄養素を摂ればよいかという事ですが、太るために意識的に摂るといい栄養素は、タンパク質と酵素です。
タンパク質は筋肉を作るために必ず必要な栄養素で、酵素には栄養吸収率を上げてくれるチカラがあります。
続いて健康的に体重を増やすための食事法について解説していきます。
健康的に体重を増やすための方法
1日3食(可能なら5食)摂る。
一度にたくさん食べてしまうとお腹に負担がかかってしまい栄養素をしっかり吸収することが出来なくなるので、逆に効率が悪くなってしまいます。
朝昼晩、一日3食にわけてしっかり食べるのが基本です。
ちなみに、胃を効率的に使うために、1日の食事回数を5回に分け、朝食 2回 +昼食 2回+夕飯にすることで多くのカロリーを摂取する方法もあります。
摂取カロリーが基礎代謝を上回るように意識して下さい。
サプリメントで不足している栄養を補助
プロテインやBCAAなど、サプリメントも併用して食事で不足している栄養素を取り入れる事もオススメです。
筋肉をつけるために「タンパク質の多い食事+運動」も行う
健康的に体重を増やすためには、筋肉をつける事も大切。
筋肉をつけるためには、タンパク質の多い食事の摂取と運動をセットで行う事が必要になります。
運動は腕立て、腹筋、スクワットなど自宅でも出来る一般的なもので大丈夫です。
筋肉量を効率よく増やす意味ではスクワットが最もオススメですよ♪
まとめ
年齢や体質などの関係もありますが、痩せ型体型にコンプレックスを持っている人でも、絶対に体重を増やせないという事はありません。
ただ、単純に脂質や糖分ばかりをとって強引に体重を増やすのはオススメできないので、健康的に体重を増やすためにも、まずは規則正しい生活習慣と食生活をおくって下さい。
その上で食事の栄養バランスを考え、運動も取り入れて筋肉をつけながら身体を大きくしていくのがオススメです。